[見本帳 04] リングの数を増やす

本シリーズではタティングモチーフの目数と見た目の変化を紹介しています。
この記事に記載されている目数を利用してオリジナルデザインを作っても構いません。
記事の文面や写真を無断で販売したり、本やインターネット等に転載するのはご遠慮ください。

リング 1個から6個まで

大きいリングは 20 ds、小さいリングは 15 ds、つなぎのピコは 2 ds です。

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リングの数が増えるとモチーフのサイズが大きくなります(比較写真: Top)。

また下方向にもリングが張り出してくるので、チェインを長くとる必要があります(比較写真: Bottom)。写真のチェイン(緑色)は全て 10 ds です。リング 1 個と 6 個の写真では、同じ 10 ds でもチェインの長さが違って見えます。

リングの数が増えると、中心の穴の大きさが大きくなります(比較写真: Base)。

リング4個の比較

Aのようにリング4個全てを同じ目数にすると、横に間延びした形になります。B は1,4個目のリングを小さくしたので整った印象になりました。

これは小花 C にチェインが 2 本挟まることで横長につぶれた形になって、横向きのリングが大きく見えてしまうからです。見栄え重視の場合はぜひ目数調整をしてみてください。

リング 5 個の比較

A は 5個全てのリングの目数が同じ。B は1,5番目のリングを少し小さくしました。
C では 2,4 個目のリングを2目減らしました。こうするとスッキリします。

1, 4個目のリングのあとにチェインを入れると E のようになります。E は、つなぎ位置で大きく表情が変わるのでたくさん試作してみてください。

リング 6個の比較

こちらも各リングの大きさを微調整すると綺麗に見えます。

目数サンプルの記事シリーズで使用している糸は以下の通りです。
Thread: Lizbeth (Handy Hands), Size: 10, Color: Blue 658, Green 668
糸の太さやメーカを変えても、目数をサンプラーと同じにすれば見た目のシルエットは変わりません。

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