オリジナルデザインのアイディア、テーマを考えるコツをご紹介します。
作りたいものを具体的に書き出します
何を作るか迷っている時は、適当でも良いので選択肢を絞るとやりやすいですよ。
リストの項目を選んで、イメージを膨らませましょう。
書けるところだけでOK。途中で変更しても大丈夫なので思いつくものを記入します。
項目 | 選択するか自由記入 |
使い道 | ( アクセサリー / ドイリー / 縁取り / 服 ) |
テーマ | ( 幾何学模様 / 動物 / 花 / 季節 / イベント ) |
印象 | ( クラシカル / かわいい / クール / ピコが多い / 直線的 ) |
形 | ( 円形 / 四角形 / 帯・テープ / モチーフつなぎ / 立体 ) |
大きさ | ( 手のひら / 両手 / テーブル / ブランケット ) + 段数 |
素材 | ( コットン / 絹 / 化繊 )+ (糸のメーカー・太さ) |
色 | ( 1色 / 2色 / 3色 / 段染め糸 ) |
気に入った図形をメモしておきます
普段から素敵だなと思ったものを記録しておくと、デザインを考えるときに役立ちます。
タティングレースの良くあるモチーフを知っておくと、色々な場面に対応できるようになります。基礎的なモチーフを大胆に変形させたり、わざと崩してみるとオリジナリティのあるモチーフが作れるかもしれません。
タティングレースに限らず、他のレースも大いに参考になると思います。
インターネットでレースの名前を検索する時は、日本語と英語・外国語で違う検索結果が出るので使い分けてみてください。
- タティングレース(tatting lace)
- クロッシェレース (crochet lece)
- ボビンレース(bobbin lace)
- ニードルレース(needle lace)
刺繍 (embroidery), キルト (quilt), タイル (tile), ステンドグラス (Stained glass) もオススメです。
良いと思ったパーツ、モチーフ、全体の配置など、色々な視点でメモしていきます。
メモは手書きのノートでもスマホに保存した画像ファイルでも、アプリ内のお気に入りリストでも何でも構いません。
こんなの続けて役に立つの?って思っていても良いんです。メモしましょう。
センスとは知識です。そして磨くものです。
少しずつの積み重ねがきっと形になります。継続しましょう。
Pinterest ピンタレストで情報収集しよう
インターネットでレース画像を探すならピンタレストがオススメです。
無料、日本語版を含めさまざまな言語で利用できて、スマホアプリもあります。
「レース」などの言葉で検索すると関連画像が大量に出てきます。
好みの合う人をフォローすることもできますよ。ただし常に最新の画像だけが出てくるわけではないので、いち早く流行を掴みたい場合には少し不向きです。
流行と作家さんの最新作を見たいなら Instagram と Facebook
流行を掴むにはインスタグラムやフェイスブックがオススメです。ツイッターも良いと思います。またレース作家さんもこれらの SNS で情報発信している方が多いので、フォローするとより楽しめます。
本や美術館にはインターネットにはない発見があります
インターネットは便利だけど、アップロードされているものしか見ることができません。
レースの本や展覧会では、ネットよりも多くのレースに出会うことができます。古本から掘り出し物のレース本を手に入れたり、美術館でヨーロッパのアンティークレースを見たりすることで、より多くの知識が身につくと思います。知識があるとインターネットでの検索にも役立ちますよ。